タイトル 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス
監督 増井壮一
脚本 こぐれ京
主題歌 渡り廊下走り隊7「少年よ 嘘をつけ!」
ゲスト声優 ココリコ 土田晃之 藤井隆
公開日 2012年4月14日
興行収入 9.8億円
配給 東宝

 

あらすじ

 

今度の映画はオラたち家族がついに宇宙へ!そして、ひまわりがお姫さまに!?
なんだかとってもめでたいゾ〜。
だけど…え?ひまにもう会えない?家族の時間は終わりってどういうこと??

「オラ、妹なんかいらない!
ひまわりなんかいらないゾ!」

ある日、プリンのことでけんかしたしんのすけとひまわり。
そこに「ひまわり姫をお預かりします」とナゾの男2人が現れた。
渡された紙にほいほい喜んでサインをしてしまうしんのすけ。
つぎの瞬間–上空に現れたUFOに、野原一家は吸い込まれてしまった!

到着したのは『ヒマワリ星』という見知らぬ星だった。
星の王ゴロネスキーが叫ぶ。

「ひまわり様が姫にならなければ、
地球もヒマワリ星も消滅〜〜〜〜〜!!」

急激な展開に呆然とするひろしとみさえ。
しんのすけがサインしたのは全て了解するという「宇宙契約書」だった。
“姫になる”、それは家族が離ればなれになるということ–。

「自分で決めるがよい。妹を選ぶのか…、地球の未来を選ぶのか…?」

果たしてしんのすけの選択は!?

 

評価・感想

暗黒タマタマの時にも思ったが、ひまわりにスポットを当てるとしんちゃんが蔑ろにされがち。
ひまわりは赤ちゃんなんだから仕方ないけれど、その赤子の様子を夫婦揃って見てないのに
「お兄ちゃんなんだから」って理由でしんちゃんが怒られる。よくある話だけど可哀想。

歴代クレヨンしんちゃん映画の中で見れば、残念ですが下の方にランクインしてしまう今作。別につまらないわけではないが、特段面白いわけでもないです

しんちゃんの兄としての責任にスポットライトを当てており、そこに限って見れば悪くない。大抵のクレしん映画では絆は描かれても愛は両親からの一方通行なので、ひまわりに対して兄の自覚がはっきりと芽生える映画は、暗黒たまたま大追跡から考えても成長を感じてほっこり。最後のオチも、鉄板なものの自然と笑顔になれる
とはいえ、全体的に見れば駄作…。ギャグ控えめで話が小難しく勧善懲悪でもないため、観ていて淡々と話が進んでいった印象。春日部防衛隊など野原一家以外はたいした出番がないにも関わらず、映画オリジナルキャラクターはいまいち。クレヨンしんちゃんらしくない、というよりも単純に映画としてクオリティが高くない

宇宙が舞台、悪役不在、兄としてのしんちゃん等、新鮮味はあったがもうひとつ殻を破れなかった作品。色々と惜しい

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